超潔癖な清掃会社CEO×ズボラ汚女子のラブコメディー！
「とにかくアツく掃除しろ！」
～恋した彼は潔癖王子！？～
大人になったキム・ユジョンをかわいいかわいいってかわいがるためのドラマです！
作品情報
原題 일단 뜨겁게 청소하라
（とにかく熱く掃除しろ）
（ひとまず熱く掃除せよ）
2018.11.26～2019.2.4
JTBC
演出
ノ・ジョンチャン
『花たちの戦い～宮廷残酷史～』『インス大妃』
脚本
ハン・ヒョジョン
『私の心は花の雨』『朝鮮ガンマン』
キャスト
キム・ユジョン
『一枝梅』『トンイ』『太陽を抱く月』『雲が描いた月明り』『コンビニのセッピョル』
ユン・ギュンサン
『六龍が飛ぶ』『ドクターズ～恋する気持ち』『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-』『君を愛した時間』
ソン・ジェリム
『イケメンラーメン屋』『太陽を抱いた月』『パーフェクトカップル～恋は試行錯誤～』『シークレット・マザー』
あらすじ
学費と生活費を稼ぐためアルバイトに明け暮れる、身なりに無頓着な就活生キル・オソル(キム・ユジョン)。片思い中のドジン先輩には気持ちをもてあそばれ、就活には苦戦し、散々なオソルだったが、体力テストの結果が買われ清掃会社に就職が決まる。しかし、会社のCEOは、最悪の出会いをした重度の潔癖症男チャン・ソンギョル(ユン・ギュンサン)だった。一方、オソルの家の屋上には謎の癒し系イケメン、チェ・ハイン（ソン・ジェリム）が引っ越してきて、家族の一員のように生活する日々が始まるのだが……？
引用元：新韓流ドラマレーベル『チョア！韓流』｜ワーナー・ブラザース
感想（ネタバレなし）
ラブコメが見たい…ラブコメが…
キュンがほしい…キュンキュンしたい…
数か月前からキュン渇望妖怪となっていた私がキュンを求めて選んだのが「とにかくアツく掃除しろ！」
正直キュンは全然なかったですが、思ってたよりかなりコメディーによっていて、なかなかおもしろかったです！ネタバレなしで感想を書いていきます！
好き度🍙★★★☆☆
キム・ユジョンがかわいい
「とにかくアツく掃除しろ！」のみどころは、とにかくかわいいキム・ユジョンです！
ユン・ギュンサンにはまったくキュンキュンできなかったけど（ごめんなさい）ユジョンちゃんにキュンキュンするドラマです。
「見なりにまったくかまわない汚い女」という設定でも隠せないかわいさ。
口のまわりにごはん粒つけててもかわいいし、ぼさぼさ頭におじさんタオル首に巻いててもかわいい！
この無造作風のおだんごヘアとピンク作業着が似合っててかわいいんですよ～
このおだんごヘア、無造作にクルクルしたように見えるけど、実はかなり手をかけないとできないんだよな～ということは実はズボラではないということになるよな～
ドラマの設定そっちのけでキム・ユジョンのかわいさばかりに目がいく。
私の中のキム・ユジョンちゃんはまだ少女だった「太陽を抱く月」の頃のイメージのままで止まっているので。
「すっかり顔つきもスタイルも大人の女性になっちゃって…」と完全に親戚のおばちゃん状態。
キスシーン、それもフレンチキスじゃないタイプのキスシーンもけっこうあり、親戚のおばちゃんちょっと心配になっちゃって調べました。撮影時の年齢。
撮影時の年齢、なんと１９歳。
１９歳であのキスシーンたち…
も、もうちょっとゆっくり大人になっても大丈夫だよ？（汗）
「雲が描いた月明り」ではここまで心配な気持ちにはならなかったのは、お相手が爽やかパク・ボゴムだったからなのか、男装のせいなのか。
子役のイメージを払拭しようと花魁を演じた時の安達祐実を思い出してしまいました。
お掃除会社「掃除の妖精」
マイディアミスター私のおじさんでも感じたことだけど、清掃業への職業差別がすごくて、けっこう見ててきつかったです…。
日本では職業差別がないとは言わないけれど、ここまで露骨ではないし、少なくともドラマでこんな風に描かれることはほぼないよなぁと思うなど。
これ見て育った子供たちは清掃業を惨めで汚いものだと思っちゃうよな…
親が清掃業についてる子供はこれどんな気持ちでみるのか…
ユン・ギュンサン演じる潔癖症のCEOチャン・ソンギョルが経営する清掃会社「掃除の妖精」は、イケメンの掃除部隊が親切丁寧にお掃除してくれることで会社は成長中。
「掃除の妖精」の清掃員たちがみんな一生懸命仕事をするのは、お給料や会社の福利厚生がしっかりしているから。
ソンギョルの潔癖症はただのきれい好きではなくて、幼少期の環境のせいで不潔への強迫性障害があり、掃除をすることは自分の生命を維持するほど大切なこと。
なので掃除をすることや掃除をする人をとても大切にしているのです。
「掃除は人を笑顔にする仕事」「世の中に必要な仕事」と言うソンギョル。
清掃業が見下される世界で唯一の救いでした。
掃除って大切ですよね！
私だって毎日無給でうちの掃除してるし！
毎日掃除してる私えらい！（毎日…？）
毎日家族を笑顔にしてる私えらい！（ほんとに毎日…？）
「掃除の妖精」のメンバーたちもそれぞれキャラはあるんだけど、それほど深くは描かれず。このメンバーの関係やキャラクターをもっと深く描けてたらもっとおもしろくなったのに。もったいなかった。
主人公以外をどれだけ魅力的に描けるか、これドラマの成功にはとても大切なことです（ここテストに出ます）
「掃除の妖精」の社員で好きだったのはチャン・ソンギョルの秘書、クォン秘書。
間違ったことをした時には指摘して、見守ってくれて、「ミネソタの友達」の恋の相談にものってくれるクォン秘書とソンギョルの関係が癒しでした。
ユン・ギュンサンまたサイズアップしてる
実はドラマを見る前は、この役はユン・ギュンサンには似合わないんじゃないかなあと思っていたんですが。
実際に見てみると
うん。
この役はユン・ギュンサンじゃないわ。
まあ観る前からわかってた。
そんな気はしてた。
ユン・ギュンサンの朴訥とした魅力と潔癖症のCEOのイメージが100万光年ほど離れているし。
ユン・ギュンサンのがっしり体型と神経質なきれい好きのイメージが1000万光年ほど離れてるし。
予想よりずっとコメディーだったユン・ギュンサンの演技自体はよかったんだけど、とにかくイメージが合わない！
例えばイ・ミンギみたいな、もっと線が細くて神経質そうで手袋の似合う俳優さんのほうが良かったんじゃないかなと思います。
当初チャン・ソンギョル役はアン・ヒョソプがキャスティングされていたのだけど、キム・ユジョンの体調不良で撮影が延期。その結果、アン・ヒョソプは「３０だけど１７です」の撮影と時期が重なってしまい降板したという経緯があるのですが。
撮影延期でお相手が降板してもキム・ユジョンを使うというのは、それだけ「とにかくアツく掃除しろ」がキム・ユジョンのドラマだということですね。
アン・ヒョソプだとCEOとしてはちょっと若すぎると思うけど、キム・ユジョンと年齢的には合うよなぁと。
対して、ユン・ギュンサンはCEOとしてはありだけど、そもそもキャラが合ってない。撮影当時の年齢は３２歳。キム・ユジョンと１３歳差。
恋愛に年齢は関係ないけど、キム・ユジョンが少女のイメージが強いうえに、ユン・ギュンサンが実年齢より上に見える（個人的見解）ので、正直年齢差が気になりました。
それに加えて、ユン・ギュンサンがけっこう太った…恰幅がよくなっ…サイズアップしたので「華奢な女の子を好きになっちゃった大きなおじさん」感があって、それも気になっちゃって（そろそろ言いすぎ）
最終話だけちょっとかっよく見えたのは、ファッションのせいなのか、ヘアスタイルのせいなのか。または少し減量した…？
ユン・ギュンサンは現代劇より時代劇のほうが絶対良いし、ラブ要素ないほうがいいし、ラブライン入れるなら思いの叶わない二番手の役の方が絶対素敵なのに（六龍が飛ぶのユン・ギュンサン好きすぎる）
キル・オソル（キム・ユジョン)を遠くから見守る謎の屋上の青年役は「太陽を抱く月」の護衛武士、ソン・ジェリム。
こちらも「太陽を抱く月」で子役をしていたキム・ユジョンとの年齢差が気になりますが、なんとユン・ギュンサンより年上でユジョンちゃんとは１５歳差！
【結論】おじさんふたりがかわいい女の子を取り合うドラマってことでいいですか？
ストーリー的には屋上さんが温かく見守りすぎて三角関係のハラハラみたいなのはまったくなく、もうちょっと取り合ってほしかった！
キュンキュンできなかったのは屋上さんのがんばり不足という説もあり。
ソン・ジェリムが潔癖症役で、ユン・ギュンサンが屋上さんのほうがキャラには合っていたような気がします。
（ソン・ジェリムとイ・ミンギ、雰囲気めちゃ似てないですか？）
最後に
ストーリー展開はまあ予想どおりだし、恋の障害になるのも韓ドラ定番のアレですが、気楽に見れるラブコメとしてはおもしろかったと思います！
とにかくキム・ユジョンがかわいいドラマです！！！
出典：JTBC
OST
ラブコメらしくOSTがかわいい♡
Sweet Heart / OH MY GIRL BANHANA
