空に輝く星のようなスターと芸能事務所広報チーム長のお仕事系ロマンス☆
キム・ヨンデ初主演作品
出典:tvN
作品情報
原題 별똥별(流れ星)
2022.4.22~2022.6.11
tvN
演出・脚本
演出:イ・スヒョン『その男の記憶法』『昼と夜』『魔女食堂にいらっしゃい』
脚本:チェ・ヨンス
キャスト
イ・ソンギョン / オ・ハンビョル役
『ドクターズ〜恋する気持ち〜』『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』『アバウトタイム~止めたい時間~』『浪漫ドクター キム・サブ2』
キム・ヨンデ / コン・テソン役
『偶然見つけたハル』『浮気したら死ぬ』『天気が良ければ会いに行きます』『ペントハウス』
ユン・ジョンフン / キム・ユネ / ソジン / イ・ジョンシン
あらすじ
スターフォースの広報チーム長、オ・ハンビョルの仕事は、世界一無駄だと言われる芸能人の心配をすること。プライベートの時間もなく、スターの噂の記事を片付けたり、宣伝活動をしたりと多忙な日々を送っていた。
そんな彼女には、1人気がかりな相手がいた。それは、スターフォースが誇る看板スター、コン・テソン。その彼が、ボランティアから帰ってきてしまう…。
『流れ星』U-NEXTで独占配信中!より
感想
イ・ソンギョン×キム・ヨンデのドタバタ系ラブコメ☆
特に印象には残らないけど(毒)気軽に見やすくて嫌みのない作品だと思います。
トップスターと芸能事務所広報チーム長との恋を軸に、トップスターたちを輝かせるため血と汗と涙を流す人々のお仕事ドラマ。
出演者たちによると「実際の芸能界とのシンクロ率は95%」だとか。
キム・ヨンデの初主演作品。
視聴率はふるわなかったけど楽しく見れるドラマでした。
好き度🍙★★★☆☆
※ふんわりとしたネタバレのある感想です。
\韓国ドラマ『流れ星』U-NEXT独占配信中/
2022.9現在
「流れ星」はトップスターたちを支える裏方さんたちのお話。
邦題ではわかりにくいのですが、実はこれタイトルにひねりがあっておもしろい。
原題は邦題と同じ「流れ星(별똥별)」なのですが、별똥별を一文字ずつわけて読むと 星(별) 糞(똥) 星(별) になる☆彡
「星たちのうんこを片付けるあらゆる人たちのお話」(直訳)
— おにぎり🍙삼각김밥 (@kyonbokkun0125) 2022年4月22日
별똥별 は流れ星なんだけど、一文字ずつ書くと”星う○こ星”
별=星=スターの尻拭いをするマネージャーの物語だからうんこ。日本と韓国ではうんこの立ち位置がちがうのがよくわかる。 pic.twitter.com/N2DjE7duh2
「星(スター)の糞を片付けるいろいろな人々」
空に輝く星のようなスターたちの後ろで、彼らを輝かせるため血と汗と涙にまみれて働く現場の人々のお仕事物語。
「世界一無駄なことは芸能人の心配をすること」そんな言葉を自虐的に口にしながらも、愛情と情熱をこめて所属俳優たちをサポートする芸能事務所社員たちの奮闘を、笑いいっぱいに描いています。
今作の見どころはなんといっても王子☆キム・ヨンデの暴走
芸能事務所スターフォースエンタの看板俳優であり完璧なトップスター、コン・テソン。演じるのは王子キム・ヨンデ。
トップスターにもかかわらずアフリカでボランティア活動をしているテソンが、韓国に戻ってきたところから物語がはじまります。
出典:tvN
「天気が良ければ会いに行きます」の感想にも書きましたが、キム・ヨンデって立ってるだけで王子様の雰囲気があるじゃないですか。白馬が似合いすぎる感じ。
クールな王子様キャラを返上して挑んだコン・テソン役が、予想以上に弾けていて、王子キャラを返上どころか「ぶっ壊れた王子様」という様相。
キム・ヨンデってこんなにコメディできるんだ~☆という驚きと同時に、ここまでやっちゃって大丈夫?と心配してしまうほど。
かっこいいんだけど、絶妙にかっこ悪いというか。
応援したくなる可愛さというべきか。
愛すべきお馬鹿というべきか。
ちょっとお話がドタバタしすぎていて、うるさいな…と思う部分もありますが(ごめんなさい)
完璧なトップスター☆コン・テソンのカッコよさと(通常営業のキム・ヨンデ)
出典:tvN
ふつうの男の子コン・テソンの可愛さと(ほぼキム・ヨンデ本人)
出典:tvN
お馬鹿verのコン・テソンを楽しめます。(これは演技であってほしい)
出典:tvN
一方、コン・テソンの所属するスターフォースで広報チーム長として働くオ・ハンビョルを演じているのがイ・ソンギョン。
出典:tvN
かわいくて大好きな女優さんのひとりなんだけど
ごめんなさい。この役イ・ソンギョンさんは完全にミスキャストだと思う。
だってイ・ソンギョンが一般人に見えないんですよ!
なんでこの役にイ・ソンギョンをキャスティングしちゃったかな?
だってこれよ???
生きる現代アート
美の暴力…
ふつうの会社員はトッポッキつまんでてこんなにかっこよくなりません。コードのつながってヘッドホンつけてトッポッキ食べるトライ(変人)になります。
芸能人と一般人の恋を描くなら、もっとふつうっぽい素朴な可愛さのある俳優さんが良かったのではないかと思います。イ・ソンギョン大好きだけど、大好きだから、超絶モデル体型で鬼美なイ・ソンギョンにこの役はなんかちがうよな…と思ってしまいました。
むしろふたりの役を入れ替えて、イ・ソンギョンがトップスター役、キム・ヨンデが広報チームの方がしっくり来たかも。
キム・ヨンデさん、あのお顔で、あのスタイルで、せっかく身長も185cmもあるのに、イ・ソンギョンも175㎝の長身なのでふたり並ぶとキム・ヨンデが普通の男に見えちゃう。
出典:tvN
ここはストーリー的には身長差ほしかったな~と思うところ。
【イ・ソンギョン】
1990年8月10日 (年齢 32歳)
身長: 175 cm
【キム・ヨンデ】
1996年3月2日 (年齢 26歳)
身長: 185 cm
身長差だけでなく、年齢や経歴的にもイ・ソンギョンがいろいろ強すぎたかなという印象です。
ストーリーは斬新で新しいというよりは、古から伝わる韓国ドラマお家芸の雰囲気。
悲しいほど二番手が似合ってしまうイ・ジョンシンや、サブカプのケミも良くストレスなく見れます。
私の推しキャラはコン・テソンのマネージャ、ピョン・ジョンヨル☆
出典:tvN
何をやらせてもダメな新入社員だったジョンヨルが運転技術を買われてテソンのマネージャになるのですが、初めは冷たい態度だったテソンが心をゆるしていく過程が熱い。
テソンの暴走を止めるどころか、一緒に並走して盛り上げていくことでテソンの信頼を得るわけですが。
アホ×アホの組み合わせに怖いものなし。
暴走する愛おしきアホたち、関係を深めていく愛しきアホども。
ジョンヨルを演じるのは「今私たちの学校は」でアーチェリー部の後輩を演じていたチン・ホウンさん。
出典:tvN
切りそろえてあげたくなるような段違いの前髪で隠していますが、キム・ヨンデと並んでも違和感のない長身と手足の長さで彼は実は男前だと思う(実は私たちの学校の時かからっこいい青年だと思っていた)
チェ・ジウさんが特別出演しているほか、カメオ出演メンバーが豪華!
パク・ジョンミン、チェ・ジョンヒョプ、キム・スルギ、さらにムン・ガヨンとキム・ドンウクが「その男の記憶法」の役柄そのままで出演していたりと韓ドラファンなら心躍る豪華さ!
キムスルギちゃんがカメオ出演ながら味のあるキャラクター演じていて、かつてシノラーブームを巻き起こした篠原ともえさんを思い出してしまいました。(一定以上の年齢の人はわかるはず)
ペントハウスのオマージュネタなど、笑い多め、ネタ多めなので楽しい気分になりたい時に気楽に見られる作品だと思います。
気圧が低くてやる気が出ない時は、ぜひ壊れた王子の暴走を見て元気出してください。