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韓国映画「スウィング・キッズ」感想 タップダンスに夢中になってるギョンスに夢中になる

ド・ギョンス(EXO-D.O.)主演!

これは戦争映画なのか?
ミュージカル映画なのか?

ジャンルなんかどうでもいい!

とにかく「いい映画」!!!

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出典:스윙키즈

作品情報

原題 스윙키즈(スウィングキッズ)
2018年 / 133分 / PG12

演出・脚本

カン・ヒョンチョル
『サニー 永遠の仲間』『タチャ 神の手』『過速スキャンダル』

キャスト

ド・ギョンス(EXO-D.O.) / ロ・ギス役
『大丈夫、愛だ』『100日の朗君様』『あの日、兄貴が灯した光』『神と共に 第一章:罪と罰』『神と共に 第二章:因と縁』

パク・ヘス / ヤン・パンネ役
『不夜城の男』『あなた、そこにいてくれますか』『狩りの時間』『内省的なボス』『ヨンパリ』

オ・ジョンセ / カン・ビョンサム役
『操作された都市』『エクストリーム・ジョブ』『椿の花咲く頃』『サイコだけど大丈夫』『ストーブリーグ』

キム・ミンホ / シャオパン役
『七日の王妃』

ジャレッド・グライムス / ジャクソン役

予告映像

youtu.be




あらすじと感想をネタバレなしで

好き度🍙★★★★★

満点で~~~す!!!

このGWに5本映画を観たんですが、断トツ1位!

エンターテインメント性がありながらも心に残るものがある、私のどタイプの映画でした!

パラサイトほどの完成度はないけれど、今後しばらくは「おもしろい韓国映画ない?」って聞かれたら「音楽好きならスウィング・キッズ!」って答えるでしょう!

今回も感想をまじえながら、ネタバレなしであらすじを紹介していきたいと思います。



舞台は1951年、朝鮮戦争のさなか。
釜山の南に位置する半島で二番目に大きい島、巨済島に作られた最大規模の巨済捕虜収容所。

アメリカ人の所長は収容所の対外的なイメージアップのため、ブロードウェイの元ダンサーである黒人の下士官ジャクソンに命じて戦争捕虜たちによるダンスチームを作らせます。

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出典:스윙키즈


気乗りのしないまま、オーディションをするジャクソン。

そんなジャクソンの元に集まったのは、性別も国籍も、それぞれに抱えた事情もちがう人たちでした。

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出典:스윙키즈


韓英日中4か国語を話せる無認可の通訳士ヤン・パンネは通訳料目当てに通い始めるも、気づけばダンサーのひとりに。

ヤン・パンネを演じるのはパク・ヘス。
「内省的なボス」のヒロインでお目にかかった時には特に印象に残らんかったのだけど(ごめんないさい)

序盤にヤン・パンネが歌うシーンがあるのだけど、びっくりするくらいお上手!うますぎて吹き替えかな?と思ったほど。
パク・ヘスも実際に英語と中国ができるらしく、いろいろ才能ありすぎてすごい!

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出典:스윙키즈


生き別れた妻を捜すために有名になろうと志願してくる男、カン・ビョンサムを演じるのは名バイプレーヤーのオ・ジョンセ。

ダンスチームに志願するのに「サンモトルリギ」という、帽子につけた紐(サンモ)をまわす伝統舞踊を披露する男。

本気と書いてマジなまなざし(ウケる)

登場がおもしろなのでおもしろキャラかと思うのですが、実は優しさと切なさを持った男です。

オ・ジョンセさん同世代なので、若い人たちと一緒にタップダンス大丈夫かな…無理しすぎるなよ…?とおまえ誰目線で心配してしまいました。

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出典:스윙키즈

見た目からは想像できないダンスの実力を持った栄養失調の中国人、シャオパン(キム・ミンホ)

ほぼしゃべらないのに、謎の存在感。

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出典:스윙키즈


そして、主人公。
収容所で一番のトラブルメーカー 、朝鮮人民軍のロ・ギスを演じるのはEXOのD.O.ことド・ギョンス。

「敵国アメリカのダンス」に夢中になるわけにはいかないと思いながらも、タップダンスの魅力に夢中になるロ・ギス。竹を割ったような豪快で単純な性格で、天性のダンスの才能を持っている。


朝鮮人民軍の捕虜の役なので、ロ・ギスは北朝鮮の方言を話すのですが、ギョンスの顔がどうも北朝鮮っぽくないといいますか。

愛の不時着のヒョンビンは一見して北朝鮮兵士に見えたんだけどなぁ。

ギョンスから共産主義のにおいがしてこないので困ったのですが、逆にそれがロ・ギスっぽくもあり良かったのかも知れません。

ロ・ギスはこれまでギョンスがしてきた役よりもちょっと強気で豪快な性格なので、初めはちょっとイメージがちがうかなと感じたのですが、見終わってみると、これド・ギョンス以外考えられないナイスなキャスティング。

ギョンス、ひと作品撮るごとに演技うまくなっていて(涙)
ほんといい俳優さんになったわ(誰)

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出典:스윙키즈

ストーリー前半は、過剰なほどにコメディタッチで進みます。

戦争の雰囲気を1mmも感じさせない雰囲気で、「もしかしてフラガールみたいに舞台でダンスを披露して大円団な感じ?」と思わせといてからの後半。

どんどん「戦争映画」になっていきます。

もしかすると「スウィング・キッズ」は、シリアスな戦争映画を求めている人には軽すぎるし、心弾むミュージカル映画を求めている人には残酷すぎるかも知れません。

コメディとシリアスのアンバランスさが、好き嫌いわかれそうなところですが。

闇が深いほど射す光はまぶしく、射す光が明るいほどできる影は暗く濃くなるように、タップダンスという希望と戦争の残酷さのコントラストが強くでていて、私はこのアンバランスさが胸に刺さって心に残りました。

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出典:스윙키즈


タップダンスシーンの音楽も、デヴィッド・ボウイのMordern Loveや歌謡曲を使っていて、時代考証を考えるとミスマッチな感じがしますが、そのミスマッチさが「抑圧からの解放」を象徴しているようで、胸が躍る!!

そして、純粋にタップダンスシーンがすばらしい!

ジャクソンを演じたジャレッド・グライムスさんは、オバマ元大統領のための公演でメインダンサーとして活躍したことのある元ブロードウェイダンサーで、ブロードウェイ・ミュージカルの最優秀ダンサー“アステア賞”受賞歴のある本物のダンサー。

演者さんたちは半年前から週3~4回のレッスンを受けて練習を重ねたとのことですが、やはり飛びぬけて目を引くのはギョンス。

さすがEXO-D.O.だわ。

「天性のダンスの才能がある」というキャラ設定に負けてない!

最後にジャクソンとふたりで踊るシーンがあるのですが、マジ鳥肌ものです。

視聴したのが深夜にもかかわらず、最後のシーンと公演シーン10回ずつくらい見返しました(はやく寝なさい)

個人的には、若者に混ざってがんばってるオ・ジョンセにもスタンディングオベーションin my heart!

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出典:스윙키즈


イデオロギーで人が分断され、殺しあう戦争の時代。
人種、性別、国籍、ダンスの実力も違う5人がタップダンスをしている時だけは、ただの人間として喜びを共有できる。

どんな時代でも消すことのできない好きなものへの情熱。
音楽やダンスの喜び。戦争への嫌悪。強い反戦メッセージ。

この映画を見終わったあとに残る感情は人それぞれちがう気がします。

私の心に強く残ったのは

「タップダンス 最高ーーー!!!」

お兄ちゃんのキャラが完全にアニメだったり、悪役の描写に残念なところは多少ありましたが、それを差し引いても★5の大好きな映画になりました。

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出典:스윙키즈

メイキング映像

大きなネタバレはないので先に観てからでも楽しめると思います。

むしろコレ見ちゃうと絶対みたくなるから見てほしい!

youtu.be




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出典:스윙키즈

画像はすべてNaver映画より引用しました

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