景福宮に行きたい

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삼각김밥은 경복궁에 가고싶다

2023年上半期 韓国ドラマ韓国映画:視聴記録 好き度🍙おすすめ別まとめ

たいへんご無沙汰しております。


先日、とても嬉しいことがありました。

Twitterで韓国ドラマについて素敵なツイートをしている方を見つけてフォローしたところ、その方からDMを頂きまして。

「おにぎりさんのブログ読んでます」と。

「大ファンです」と。


いや〜うれしいな〜
こんな素敵なツイートをする人からファンだなんて言ってもらえて、なんだか自分ができる子になった気分。

というわけで
単細胞のおにぎり、5ヶ月ぶりにPCにむかっております。


ブログをさぼっていたあいだも韓国ドラマは観てましたよ!!

上半期に観たドラマの感想を、今回も完全なる主観によって書いていきたいと思いますので、よろしければお付き合いください。


韓国ドラマオタク
2023年1月~6月に見た韓国ドラマ映画の視聴記録をここにしたためる

★基準について

シンプルに「私が好きかどうか」だけを基準に★をつけています。

★5…最高におもしろかった!人にすすめたい!何回でも見直したい作品

★4…とてもおもしろかった作品

★3…普通におもしろかった作品

★2…最後まで見たものの、時間返せと思う作品

★1…途中リタイアした作品

今回もさらに★5~★3を3段階に分けてみました。

作品選びの参考になれば幸いです!

■2023年下半期の記録はコチラ■
kyonbokkun-onigiri.com


■2022年の記録はコチラ■
kyonbokkun-onigiri.com

kyonbokkun-onigiri.com










★5

■ ++■
「還魂」(2023)
ほぼ2022年の作品ですが、最終回を見終わったのが2023年なので2023年にエントリー。
設定が複雑なファンタジーで台詞回しの癖が強いので、好き嫌いのはっきりわかれる作品だと思いますが、ハマったら地底の底まで沼ってしまう癖ツヨ作品。そうです、私地底の底まで沼りました。とりあえず2話まで観てください。そこが沼の入り口です。


「ボラ!デボラ〜恋にはいつでも本気〜」(2023)
つまずいて転んでも、また起き上がって自分らしく前に進む力をくれるラブコメディ。失恋でズタボロになった女を見事に演じて我々に黒歴史を思い出させてくれたユ・インナちゃん、さりげない優しさはみせても愛を口にはできない気難しい男を見事に演じたユン・ヒョンミン。主演ふたりのケミもたいへん良く、見終わったあとじんわり良いドラマだったな〜と心が温かくなるドラマです。近年のラブコメのなかでは、去年★5をつけた社内お見合いを抜いていちばん好きなラブコメディかも。


★4

■+++■
「ペーパーハウスコリア」(2022)
スペインの大人気ドラマを韓国リメイク。さすがリメイクも上手だな〜という安定のおもしろさ。韓国ならではの問題をからめたストーリーになっているので、そのあたり原作ではどうなっているのか気になる…。この豪華キャストの中でも存在感を放つチョン・ジョンソのカリスマ性よ。キム・ジフンの純粋バカ筋肉キャラ大好き。


「愛だと言って」(2023)
これほど丁寧に愛について描いた作品はあまりないと思います。これはもうラブストーリーじゃなくて、愛の物語。昔の韓ドラを思わせるあらすじに腰が引けている人も一見の価値あり。イ・ソンギョンとキム・ヨングァンの高身長がカップルがこれまでの作品とはちがった新しい姿を見せているのも印象的。



■++■

「その恋 断固お断りします」(2023)
ラブコメの皮を被ったジェンダードラマ。かわゆい効果音の連発でコメディ感出してるけどジェンター問題への連続パンチで余韻がすごい。女性へむけられたものだけじゃなくて、男性へのジェンダーバイアスも描かれてるのが印象的。(キム・ジフンが男使って仕事してるのは良いのか?ジジイと若い女だと犯罪だけど逆ならロマンスになるのか?等)キム・ジフンもうラブコメなんてやらないんだろうな…と思わせてからの今作で全私が沸いた。普通のラブコメとしても楽しいのでむずかしく考えず見れます!


「酒飲みな都会の女たち1」(2021)
あぁ友だちがほしい〜
朝までと言わないから終電が終わるまで一緒に飲んでくれる友だちがほしい〜
今日を生きるのがしんどいあなたも、何も考えていないようなあの子だって、今晩は一緒に飲んでまた明日を生きよう!



■ + ■

「医師 チャ・ジョンスク」(2023)
心を決めればいつでもまた始められる。人生再出発の応援歌!
ハードなテーマを軽快なコメディで楽しく描き、登場人物を単純な善悪だけで描かないストーリーが好感。とんでもなく悪いヤツなのになぜか憎みきれないクズ夫、不倫女だけど最初の被害者でもある浮気相手、主人公だけど恋人のいる男を寝取った過去など。苦手意識のあったオム・ジョンファさんを完全に克服しました。


★3

■+++■
「ブラッドハウンド」(2023)
ウ・ドファンとイ・サンイの鍛え上げられた体、相当訓練を積んだことがわかるボクシングフォームに感動。お蔵入りの危機を乗り越えて配信されたものを観れたことへの感動。とにかく感動。純粋無垢すぎる友情や少年ジャンプっぽい敵などやや閉口する部分もあるけれど、演者さんたちの努力と作品への思い入れが画面から感じられて感動…とにかく感動した。俳優という職業の尊さを感じました。


「アンナ」(2022)
これまで当ブログで何度か発言してきた「何を演じてもスジはスジ」という発言を撤回してお詫びいたします。感情がないかのような無機質な表情の中に見え隠れする激情…これまでのスジとは明らかにちがうものを感じました。静かに流れるきらきら星が切なくも狂気。


「悪の心を読む者たち」(2022)
ドラマというよりもドキュメンタリーを見ているような感覚。まだプロファイングがなんたるかも知られていない時代に特殊犯罪者のプロファイリングを韓国に根付かせた先駆者の道のり。犯罪者役を演じた俳優さんたちの演技が本当に本当に気味が悪くて気分が悪くなる。(褒めてる)
韓国ドラマの派手な復讐劇も大好きだけど、最近は今作みたいな重くて密度の濃い感情を丁寧に穏やかに描いた作品に韓国ドラマらしさを感じます。


「カジノ」(2022)
前半、教材ドラマかと思うほどに伝記。あまりにもチェ・ムシクの伝記でちょっと眠くなる。悪人だが人情味があり残酷で優しいムシクを演じるチェ・ミンシクの演技が良すぎた。ぽっこりお腹が最高に良い味を出してる。むせかえるようなフィリピンの暑さ、ソンソックの英語、そしてイ・ドンフィ。教材パートはちょっと我慢して。



■ ++■

「初対面だけど愛してます」(2019)
「サムバディ」「愛だと言って」からのキム・ヨングァン祭り。わがままな御曹司と秘書の恋。オーサム!なベロニカ・パクさんのひとり勝ちな気がしないでもないですが、ヒロインもかわいくて見やすいラブコメ。


「こんにちは?私だよ!」(2021)
引き続きキム・ヨングァン祭り。過去からやってきた自分と現在の自分が一緒にいるという設定が受け入れられなかった。バック・トゥ・ザ・フューチャーが骨の髄までしみついてるので、過去の自分と出会った瞬間にタイムパラドックスで全宇宙が崩壊してしまうはずなのに!?という思考から離れられなかったのが敗因。過去にとらわれず前をむいて生きるというメッセージはしかと受け取りました。


「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」(2023)
復讐劇のおもしろさって、踏みつけられた人間が、傷つきながらどん底から這い上がっていく姿に共感したり応援したりして、主人公と自分を同化させてカタルシスを味わうってところにあると思うの。ザ・グローリーは、復讐を誓った主人公が積み上げてきた苦労とか苦痛の時間の描写の分量が少なく、復讐成功の仕上げ部分が主に描かれているので、主人公への共感度も低くてストーリーが浅く感じてしまいました。キム・ウンスク作家とは相性が悪いわ…


「ブラームスは好きですか?」(2020)
おもしろく観たはずなのに…なんでだろ。煮えきらないキム・ミンジェと一生悩んでるパク・ウンビンの姿しか思い出せないや。自分の能力と恋愛感情のはざまで苦しむことになるから、同じ業界の人とは恋愛しないほうが良い気がします。


「刑事ロク 最後の心理戦」(2022)
もう走りたくないイ・ソンミン刑事ががんばって走ってる姿にキュン(そういうドラマではない)。サスペンスの楽しみ方がよくわかってないこともあり、シーズン2配信されてるけど特に視聴予定なし。シーズン2はもうちょい画面明るくなってることを願って。


「マザー 無償の愛」(2018)
松雪泰子主演の原作ドラマに比べてみても、子供を連れて逃げる理由が親に捨てられた自分の過去との対峙というニュアンスが強いので(それ自体はべつに問題ないですが)無償の愛っていったいなんだろうと考えてる。邦題のサブタイトルはいらないのでは。子役の演技力が化け物級なのよね、韓国ドラマ。



■ + ■

「良くも、悪くも、だって母親」(2023)
事故によって記憶をなくした息子を再び育てなおすヒーリングストーリーと聞いていたのですが、全然癒やされないどころかストレスがたまってしょうがないストーリーであった。子どもの感情や自主性を無視して育てたことを後悔するどころか、その過ちに気づきながらもまた同じ育て方、むしろより過激になり、それでも結果良ければすべて良しとする描き方はいかがなものでしょうか。あまりにひどいので、反語的な表現でこれを否定しているのかとも思ったけど、たぶんちがうわ。キャストが大好きな俳優さんばかりなのでよけい辛い。
それと邦題のタイトルのセンスな。原題は「悪い母親」。


「代理リベンジ」(2022)
う〜ん…ロモンがどうみても高校生にみえないんだよな…。今私たちの学校はでも高校生役でしたが、私以外の人には彼が高校生に見えるのでしょうか。偶然出会った、偶然聞いた、偶然撮っていた等、偶然の連続技でストーリーがいろいろもったいなかった。

★2

「コネクト」(2022)
三池崇史監督が苦手なので、期待しないで観たのですが予想以上におもしろさがわからなかったです。チョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・ヘジュンの豪華キャストがもったいない。



最後に

ドラマ19作 
映画については書いていませんが、「スマホを落としただけなのに」など10作くらい観たような気がします。

視聴記録さえサボっていたので書くのを忘れている作品もあるかも… 



後期はもっと感想を書きたいから、3行感想みたいな感じで気楽に書いてみようかな〜などと考えています。

急に手抜きになったと思われそうだけど、今後ともお付き合いいただけると嬉しいです🍙