景福宮に行きたい

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삼각김밥은 경복궁에 가고싶다

韓国ドラマ「月水金火木土」感想

完璧な非婚を実現させる契約結婚マスター

・月水金のミステリアスな長期顧客
・火木土のスーパースター新規顧客

3人の1日おきのロマンスを描いたラブコメディ


出典:tvN

作品情報

原題 월수금화목토(月水金火木土)
2022.9.21~11.10
tvN

演出・脚本

演出: ナム・ソンウ『インターンは元上司!?』『九尾の狐とキケンな同居
脚本:ハ・グダム

キャスト

パク・ミニョン / チェ・サンウン役
『トキメキ☆成均館スキャンダル』『七日の王妃』『キム秘書は一体なぜ?』『彼女の私生活』『天気が良ければ会いに行きます

コ・ギョンピョ / チョン・ジフ役
『応答せよ1988』『嫉妬の化身』『シカゴライター』『プライバシー戦争』

キム・ジェヨン / カン・ヘジン役
『じれったいロマンス』『100日の朗君様』『ウンジュの部屋』『あなたに似た人』

カン・ヒョンソク / ウ・グァンナム役
ドドソソララソ』『海街チャチャチャ』『人間失格』

あらすじ

外見、資格、能力、全てが揃い完璧ともいえる女性、チェ・サンウンの職業は、人が結婚を必要とする瞬間を叶える存在、契約結婚マスターだ。そろそろこの仕事をやめようと考えていたサンウンだが、月水金、長期独占契約をしている謎の多いミステリアスな顧客チョン・ジホには、なぜかそのことを言えずにいた。そんな中、新たに彼女の火木土の契約顧客として現れたのは、財閥家の末息子であり、スーパースターであるカン・ヘジンだった…。
U-NEXTより


youtu.be




感想

完璧な非婚を実現させる契約結婚マスターと月水金のミステリアスな長期顧客、火木土のスーパースター新規顧客が繰り広げる一日おきロマンスを描いたラブコメディ。

ぜんぜん期待せずに見たので(ごめんなさい)意外に楽しく見れました。

ただ、視聴後のいちばん感想としては
『パク・ミニョンは一体どこへ行こうとしているのか』

余計なお世話ながら、パク・ミニョンの今後が心配になっちゃう…そんなドラマでした。

前半は★4のおもしろさだったのですが、後半の財閥関係のおはなしは睡魔に襲われてたいへんだったので、★は3にしました。

好き度🍙★★★☆☆

※ふんわりとしたネタバレのある感想です。



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U-NEXT
2022.11現在







出典:tvN

ポスターがダサくてびっくりしたんだけど、最近こういうのが流行ってるんでしょうか。社内お見合いも同じ雰囲気のポスターでしたが…。


契約結婚モノの最新版

契約結婚を職業にしている”シングルライフヘルパー”チェ・サンウンはそろそろ引退しようと考えているが、月水金の長期顧客チョン・ジホにはなぜかそのことを言えずにいた。
そんなサンウンのもとに現れた新規契約顧客は、財閥家の末息子でスーパースターの俳優カン・ヘジンだった___


いわゆる三角関係モノのラブコメと思うでしょ?


ぜんぜん三角じゃねぇ


契約結婚マスターのチェ・サンウンさんは、長期顧客のチョン・ジホに契約終了したいことをなかなか言い出せません。
極度に無口な顧客チョン・ジホとサンウン、ふたりが5年間に交わした会話は数えるほど。お互いのことを何も知らない、月水金に一緒に夕飯を食べるだけの契約関係だったはずが、一緒に食卓をはさむその時間が、サンウンにとっていつのまにか居心地の良い時間になっていたのでした。


出典:tvN

恋のライバル登場する前に、すでに月水金の長期顧客に気持ちがあるサンウンさんです。


一方、ジホと同じマンションに引っ越してきたスーパースターのカン・ヘジンは偶然サンウンと知り合いになりますが、実はヘジンの初恋の人はサンウン。


出典:tvN

愛猫の名前「エイミー」は実はサンウンの昔の名前なのですが、財閥の息子であるヘジンと接点があるなんて、サンウンには一体どんな過去が?と気になります。

長期顧客ジホとサンウンのあいだに割り込む形で新規に契約をかわすことになるヘジンさん。

月水金 ⇒ ジホ(コ・ギョンピョ)
火木土 ⇒ ヘジン(キム・ジェヨン)

ここからヘジンの活躍でめくるめくる三角関係がはじまるのね…♡

と、期待が高まるところですが、残念ながらヘジンさんラブ方面では全然活躍しません。視聴目的の半分はキム・ジェヨンだったので、ヘジンが完全に当て馬といいますか、ワンチャンなさすぎて泣いた。

ついでにいうと、今回ジェヨンのメイク…ってか眉毛!眉毛が好みではなくて


出典:tvN

芸能人っぽさを追求してるのはわかるんだけど、なんだろ…メイクしてる感がありすぎるというか…色味…か…?

あくまでも個人の好みの問題で、カン・ヘジン役をまっとうしているキム・ジェヨンさんになんの罪もありませんし、あいかわらずとっても男前でした。

ミニョンちゃんとの「いかにも芸能人」なカップルも眼福だったし。ジェヨンさんいい仕事してたよ…


出典:tvN

「月水金火木土」は3人の気持ちが揺れ動く前半がおもしろいのですが。

ヘジンさん、長期顧客ジホの嫉妬を引き出すという最大の仕事きっちりこなしてて素晴らしい。


出典:tvN


サンウンに頭よせられて、めっちゃ喜ぶやん?


ホクホクしてるヘジンに私もニヤニヤするやん?



出典:tvN

背後にはジホが(ガン見)


「月水金火木土」は嫉妬系が好きな人は楽しく見れるラブコメだと思います。嫉妬系が好きな人=私のこと。

なに考えてるかわからない男が感情むき出しにしてくるのが大好きなのです。


出典:tvN

無表情のジホさんが、ヘジンとサンウンのあれこれを想像して嫉妬の化身になる姿がかわいくて。無表情なのにかわいいというのはどういうことでしょうか。


◆『ジホ氏、嫉妬の化身になる』総まとめ◆
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓


ミステリアスで謎に包まれたジホの秘密が明らかになるにつれて、鉄仮面のジホさんがどんどん崩れていくのもかわいくて。

コ・ギョンピョのコメディ演技も良かったです!

パク・ミニョンのラブコメはもう新鮮味がないというか、同じような作品に同じような演技で既視感はんぱないのですが。逆にコ・ギョンピョが真顔でやってるコメディ演技の方がじわじわきて笑えるw



2桁の離婚歴があるのに恋愛経験はゼロのサンウンと、堅物に見えて実際は結婚歴も恋愛歴もあるジホ。

ふたりが価値観をすり合わせながら心を通わせていくラブライン悪くはないのですが、盛り上がりのピークはふたりがお互いの気持ちを確かめ合ったところで終了。


出典:tvN

嫉妬してるジホさんずっと見ていたかった…

後半は、サンウンの出生の秘密とか財閥の後継者とか、使い古されたネタというのもありかなり睡魔を誘う展開。ラブコメはラブコメで、ラブとコメを追求した方がおもしろいんじゃないかな???しらんけど。

その中でもいちばん眠かったのは、サンウンが「合わせる顔がない」的なことを言って一方的に別れたのほんと意味わからなかったですね。最終回前には留学したり別れたりするっていうラブコメの定石に従ったんでしょうか。知らんけど。前半かなり楽しく見ていただけに後半の失速は実に残念でした。


脇役ですが印象に残っているのが、サンウンのかつての顧客、親友でありルームメイトであり、実の弟のようなクァンナム。演じるのはカン・ヒョンソクさん(『ドドソソララソ』『海街チャチャチャ』)


出典:tvN

おいしいごはん作ってくれて、掃除洗濯してくれて、元気がない時は気づいてくれてお酒もつきあってくれて、いつも味方になってくれる。最高じゃん。私にもクァンナムほしい。

出典:tvN

カン・ヒョンソクさんの低くて良い声がヌナ~って言うのが癒しでした。

クァンナムの同性愛がどうしても理解できないクァンナムの姉たちが、言葉の限りを尽くしてクァンナムを傷つけるのが我慢ならんくらい腹が立ちゃってね。それくらい癒しのクァンナムだったのよ。

それだけ人を傷つけといて、歌手デビューしそうってなったら手の平を返すのも意味わかんねぇなっていう。私だったら、性的マイノリティの弟が人前にたつ仕事選んだら弟が傷つくことになるんじゃないかって心配になるけど、この姉たちは最後までクァンナムのこと何にも見てないなって。

家族が和解にむかってるような場面に仕上げてましたが、表面的すぎる和解がよけいに悲しい気持ちになりました。



パク・ミニョンはどこにむかっているのか

THE ラブコメといった雰囲気のポスターから予想はしていましたが、予想どおり、いや予想以上にパク・ミニョン・オン・ザ・ステージなドラマでした。

たび重なる衣装替えはパク・ミニョンのファッションカタログといったところ。

【♡♡ ウェディングカタログ ♡♡ produced by パク・ミニョン】

出典:tvN

あいかわらず綺麗でかわいらしいパク・ミニョンちゃんですが、年齢相応にお肌も疲れてくるし、こういうラブコメいつまでやるのかな…と思ってしまったのが正直なところです。ごめんなさい。

天気が良ければ会いに行きます」でラブコメを卒業し、これからは新しいタイプの作品や演技に挑戦していくのかと思い期待していたのですが、今年出演した作品「気象庁の人々」「月水金火木土」でも同じような作品、同じような役を演じていて、それがどうも痛々しく見えてしまうといいますか

というのも、見ていて心配になるほどに痩せた姿、ドラマ放送開始時にでたスキャンダルのことも合わせて、これからパク・ミニョンはどこにむかっていくのかと、いちファンとして不安を感じた次第です。


「月水金火木土」はパク・ミニョンちゃんの容姿、かわいらしさ、ファッションがセールスポイントなのだと思いますし、かわいいお洋服着たミニョンちゃん大好きなんですが

出典:tvN

着せられている感といいますが、「かわいいパク・ミニョン」がいれば何でもオッケーというか、ドラマに集中できないほどのファッションショーぶりといいますか。

特に後半にむかって「良妻とは…?」な露出の高い衣装を乱発してくるので、パク・ミニョンが向かう先について思考がとまらなくなりました。


出典:tvN

ヘジンは長袖なのに、サンウンは大切なとこだけ隠せる生地量のトップスなの季節感が行方不明。



出典:tvN


パーティでもないのに、彼女がこの服着てきたら「ちょっと待て」となると思うのだけど



出典:tvN

ジホさん、ふつーに受け入れちゃってるのよね。
彼女のファッションに無頓着なジホさんでも、さすがに露出の高さになんも思わんのかい…?

ストーリーやキャラ設定より「パク・ミニョンが着るおしゃれな服」を優先していて、着せ替え人形なの…?っていう。


これまでの出演作品でもファッション重視な作品はたくさんあったけど、新しい境地にむかってほしいという期待や諸々の要素があわさって、今回ばかりは単純にかわい~♡という気持ちで見れませんでした。

供給された作品を受け取ってただ楽しむのがファンの流儀とは思いながら、老婆心ながら大好きな俳優さんが道をまちがえてるのではないかと不安になってしまう、そんな作品でした。