陸上短距離代表選手(イム・シワン)×翻訳家(シン・セギョン)のラブストーリー
出典:JTBC
それでも僕らは走り続ける
有力者の親を持つ陸上選手と翻訳家の恋の物語。
いつおもしろくなるのかなぁと思いながら見ているうちに終わってしまいました…。
好きな人ごめんなさい。
辛口レビューです。
作品情報
原題 언론(Run On)
JTBC、2020年12月16日~2021年2月4日
好きレベル🍙★★☆☆☆
演出
イ・ジェフン『キム課長とソ理事』
脚本
パク・シヒョン
トッケビなどを代表作に持つ大人気作家、キム・ウンスク作家のアシスタント務めており、今回の「それでも僕らは走り続ける」が初作品。
キャスト
イム・シワン / キ・ソンギョム役
『太陽を抱く月』『ミセン 未生』『他人は地獄だ』
シン・セギョン / オ・ミジュ役
『根の深い木』『男が愛する時』『六龍が飛ぶ』『ハベクの新婦』
チェ・スヨン / ソ・ダナ役
『元カレは天才詐欺師~38師機動隊』
カン・テオ / イ・ヨンファ役
『初恋は初めてなので』『ノクドゥ伝』
感想
ネタバレまたは内容の推測できる文章が含まれています。
これは成長物語なのかい?
まずはじめに、Netflixの紹介文を見ると
「決められたコースを走り続けてきた陸上界の有望選手。一人の翻訳家との出会いをきっかけに、初めて自分のペースで、心のままに人生を走り始める」
引用:Netflixより
となっています。
予告動画もとっても素敵で、未生(ミセン)大好き人間の私はイムシワンの成長物語!と、とても楽しみにしていました。
タイトル「それでも僕らは走り続ける」もたくさんの韓ドラが恐ろしいほどダサい邦題をつけられている中、
とっても素敵じゃな~~~~い?
走り続けるイム・シワン楽しみ~~~~!!
と思っていたのですが。
うーーーん……
イム・シワンがシン・セギョンに出会って変わっていくという描写が私には全然読み取れませんでした。
これは「成長物語ではない」と気づいた時の私の悲しみよ…
「いつも前向きな陸上選手」「いつも過去にとらわれる翻訳家」という設定も脚本からはわかりづらい。
ふたりの気持ちが近づいてく様子も見えづらく
「あ、もう好きなのね(了解)」
後から気づくみたいな。
全体的に心理描写や人物描写が少なく、表面的な出来事だけ追ってるようで最終回まで入り込めないまま終わりました。
(シン・セギョンとイム・シワンが美しいので最後まで見れたけど)
印象に残らないストーリー
はっきり言ってしまうと…
ストーリーが単純すぎる!!!
日常を優しく描いている…と言えなくもないですが、実力者の父親に交際を反対されて邪魔される話ってこと以外、終わって見てもとくになんの印象もないです。
裕福な家庭に育った男性と不遇な環境で育った女性の恋。親の反対。それでも交際を続けるふたり。
王道のテーマを今風のおしゃれな空気にしたようなドラマだなぁと思います。
出典:JTBC
最終回の
「私たちは全然違う人間だけど、違ってることが間違っているわけではない」「だから違ったままお互いできることをしよう」
みたいな台詞がとっても良くて(うろ覚え)
それをもっとストーリーに落とし込めていたら、もっと素敵なドラマになったのにもったいなかったなぁと思いました。
姉弟にしか見えないふたり
成長物語としてではなく、ラブストーリーとしてでも楽しめたら良かったんですが、ラブラインにもハマれず。
とにかく、イム・シワンとシン・セギョンがどうにも恋愛関係に見えない。
イム・シワンの純度高めのピュアさんが、シン・セギョンの強めな個性に完全に負けてて、お姉ちゃんの尻に敷かれてるかわいい弟にしか見えない。
1990年7月29日(30)
164cm
イム・シワン
1988年12月1日(32)
175cm
(年齢は2021年2月現在)
実際にはイム・シワンのほうが2歳年上なのに!
あの仔犬フェイスのせいですか?
11cmしか変わらない身長のせいですか?
ふたりとも大好きな俳優さんなのに、まったくキュンとなりませんでした。
ふたりとも大好きな俳優さんなのに!!!
(個人的には、イム・シワンにはラブストーリーじゃなくて、無口だけど心に勝負師を飼ってる役とか、かわいいのに実はサイコな役とか、そっちをもっとたくさんやってほしいなぁ。)
ついでに言うと、イ・ヨンファ役のカン・テオさんがヒョンって呼ぶたびに、シワンの方が弟に見えて違和感でした。
どんだけ年下キャラなの。
未生の後遺症?
サブカップルふたりの恋もちょっと理解が追い付かなかったです。
出典:JTBC
突然はじまって突然終わって、また理由もなくはじまる、って感じ。
最終回、別れた理由が特に解決もしてないのに、再開してまたはじまるのちょっと脚本がアレすぎるような。
まとめ
今回は予告動画がとっても好みだったこと、好きな俳優さんたちの主演作ということで、私の期待値が高すぎたのかなとも思います。
トップ画面の2枚でひとつになってるポスターのセンスとか大好きすぎるんですが…
穏やかな雰囲気のラブストーリーが好きな方にはハマるかもしれませんので、気になった方はぜひ見てみてください!
出典:JTBC
突然はじまる劇中劇、好きでした。
イム・シワンのハット姿…良い♡