日本の大ヒットドラマ「逃げ恥」とそっくりと話題になったドラマ
「この恋は初めてだから」
逃げ恥のパクリなのか?
それともオマージュなの?
逃げ恥よりもおもしろいの?
感想レビューです
この恋は初めてだから
作品情報
tvN
2017.10.9~2017.11.28
原題 이번생은 처음이라(この人生は初めてだから)
演出
パク・ジュンファ 「ゴハン行こうよ」「キム秘書はいったいなぜ?」「真心が届く」
脚本
ユン・ナンジュン「イケメンラーメン店」「職場の神」
キャスト
イ・ミンギ/チョン・ソミン/キム・ミンソク/キム・ガウン/パク・ビョンウン/イ・ソム
おすすめ度
★★★☆☆
あらすじ
IT企業で働くナム・セヒ(38)は無表情で人付き合いの苦手な独身主義者。働き始めた頃に将来を考え購入した家のローン返済に苦しんでいる。
一方、ユン・ジホ(30)はソウル大学卒の高学歴女子。脚本家の夢を追って走り続けてきたが、やっと訪れた脚本家デビューのチャンスを逃してしまい、さらに一緒に住んでいる弟ができちゃった結婚をすることになり、居場所がなくなってしまったジホは家を出ることになる。
シェアメイトを探していたセヒと家を探していたジホはひょんなことから同居することになり、契約結婚することになるが…
優しい台詞たちに癒されたい人
「愛の温度」「第3の魅力」のような作品が好きな人
感想
「この恋は初めてだから」は逃げ恥のパクリか否か
うーん…正直…設定かなり似てます(^_^;)
知らずに見ると既視感で、あれ…ん…?ってなるでしょうね。
ただ、最後まで観て感じたのは
確かに設定は似ているけど
まったくタイプのちがうドラマということ。
ドラマ全体に流れる空気感がまったくちがいます。
惹かれていく主人公たちが「契約結婚」という形式と「もっと近づきたい」という気持ちの間でジタバタするラブコメ。社会派の要素あり。
契約結婚はあくまで始まりにすぎず、そこからはじまる関係をしっかり描いていくラブストーリー。
男性主人公のキャラクターも大きくちがいます
自己肯定感の低さから「距離をどう縮めたらいいかわからない」のがムズキュン。かわいい♡
しかしやる時にはやる。かっこいい♡
平匡さんみたいな自己肯定感の低い母胎ソロキャラは、韓国では肯定的に受け止められないんじゃないですかね…?
見栄とか体面をとても大切にする国なので。
おもしろかったのは問題を解決する方法がまったく正反対なこと。
どんなにすれ違っても話し合ってむきあっていこうとする逃げ恥に対して、この恋は初めてだからはショック療法で荒療治!!!
お国柄のちがいが出てておもしろい!
どちらも別のおもしろさがあるけど、個人的には逃げ恥の方が好みでした。
やはり感性が日本人なんだな。
主人公ふたりのキャスティングがハマってる
イ・ミンギはツン強めの役が多いイメージがあったけど、この役はまさにピッタリでした!
無表情な顔に時折見せる笑顔が、ギャン♡♡♡ってなります!
鉄の仮面でジホを寂しい気持ちにさせたり。
かと思えば急に優しくしたり。
またはかわいくキムジャンする姿みせたり。
そのバランスがイ・ミンギを魅力的にみせてたのか、初めてかっこいいと思いました(ごめんなさい)
出典:tvN
ソミンちゃんはとにかくキュート♡
とにかくかわいくて嫌味がない。
考え込む姿、カンジャンケジャンを食べる表情もすべてキュート❤
主演以外カップルの恋愛もしっかり描いていて見応えあり
ジホにはタイプのちがうふたりの親友がいて、その親友たちの恋愛模様もかなり時間を割いて描かれていておもしろいです!
このふたりの配役もうまい〜
見ただけで役のイメージがわくようなキャスティング。
価値観も生き方もちがう3人が、それぞれの価値観を尊重しながらいい友人関係でいるのも見ていて気持ちが良かったです(^^
。
出典:tvN
自分の道をゆく強火女 VS 振り回されるの嫌いじゃない男
イ・ソムさん、ちょっと苦手だったんですけど(好きな方ごめんなさい)この役は嫌にならずに最後まで見れました。
私の思う「イ・ソムっぽい」にぴったりはまってたんだと思う。
可愛いのか可愛くないのかよくわからないけど、なにか妖気に近い魅力をもっている俳優さん ってイメージ。
相手役のパク・ビョンウンとのケミもよく、主演カプが穏やかなのでドラマ全体がのんびりした雰囲気の中、スパイス的な要素になっていたと思われます!
出典:tvN
絶対に結婚したい女 VS 結婚はしたくないけど絶対別れたくない男
このふたりの恋愛は妙にリアリティが合って生生しかったですね…
キム・ミンソク大好きでして^^
急いでズボン脱いでベッドに飛び込もうとするミンソクくん見せて頂いて大変ありがとうございました♡
かわいくて♡
ミンソクくんを弟にして焼肉おなかいっぱい食べさせたい♡
キャスト
★は🍙おすすめ作品。年齢はドラマ発表当時の年齢。
チョン・ソミン / ユン・ジホ役
出典:[:: Jung So Min ::]
1989年3月16日生(28)
165cm
「赤と黒(悪い男)」2010 ★
「イタズラなKIiss~Playful Kiss」2010
「空から降る一億の星」2018 ★
同性からも好かれるかわいい容姿と高い演技力を兼ね備えている。
「悪い男とわかっていても好きになってしまうちょっと頭の弱い女の子」から「悪い男をなんとか更生させようとするしっかりした女の子」まで、とにかく悪い男にひっかかる。
イ・ミンギ / ナム・セヒ 役
出典:LEE MINKI JAPAN OFFICIAL FAN SITE | イ・ミンギ ジャパンオフィシャルファンサイト
1985年1月16日生(32)
183cm
「がんばれ!クムスン」2005
「タルジャの春」2007
「僕が見つけたシンデレラ」2018
いつも無表情なイメージは役柄のせいか本人のせいかなのか。
イケボ。
キム・ミンソク / シム・ウォンソク
www.instagram.com
1990年1月24日生(27)
175cm
「太陽の末裔~Love Under The Sun~」2016 ★
「ドクターズ~恋する気持ち~」2016
「被告人」2017 ★
「都会の男女の恋愛法」2020 ★
とにかく焼肉をお腹いっぱい食べさせてあげたくなる私の弟。私の後輩。独特の存在感と演技力ですべての出演作で強い印象を残している(私の主観)。キスシーンベッドシーンは弟のそれを覗いてしまったような罪悪感を感じるのであまりやらないでほしい(嘘です。都会の男女の恋愛法最高です。)
ネタバレ感想
展開も緩やかで、全体的に穏やかな雰囲気のこのドラマ。
ただ一か所、私が強烈なパンチをくらわされたシーンがありまして。
そうです。
海です。
ジホの実家にキムジャンの手伝いに来てマッコリを飲まされたセヒが、ジホを探して海にやってくるシーン。
「知らないのはいいこと」
「昨日を生きたからと言って今日を知っているとは言えない」
素敵な言葉を贈りあうシーン。
ふたりに流れる穏やかな空気と優しい海。
そのあとです!!!
出典:tvN
えーーーーーー!
そんな展開!?
急じゃない???
ありがとうございますっっ!!!
ここめちゃびっくりした。
制作の思うつぼでしょうが、びっくりした。
「ずっと訂正したかったことがあります」からの~
「ジホさんがバス停でしたのはキスではなくポッポ」からの~
「正確にはポッポとも言えない」からの~
「皮膚と皮膚の接触にすぎない」からの~
「キスはこうやってやるんです」
天才か?!
天才なのか?!
セヒ氏、意外と肉食なキスするのね…
このキスシーン、すごくエロいセクシー でしたね。
18禁にせんで大丈夫か???
印象的なキスシーンランキングにすぐさまランクイン。
この海の場面はドラマタイトル「この人生は初めてだから」につながる台詞たちのシーンでもあり、本当に印象的なシーンでした。
だから邦題を「この恋は初めてだから」にしちゃったのは本当に残念です…
なぜ「恋」をいれたがるのか。
あ、あと、これ見終わったら無性にカンジャンケジャン食べたくなりました。